青小フラワー会活動
この会は青葉台小学校の花づくり、環境整備のボランティア活動の会です。
(「青葉台小学校区小域福祉ネットワーク」活動の一部です)
青小もピーク時は1400名(34学級)の児童がいましたが、昨年は児童数340名(13学級・特別支援学級除く)と激減しています。しかし、学校面積は変わらなくとも先生の人数も減り、子ども達が学ぶ校内の環境整備に中々手が回りません。そこで2014年に地域の人達の力で子ども達の学びの環境を良くしようと、青小フラワー会が生まれました。
今では、花が咲き誇る花壇、子ども達が遊び楽しめるビオトープ、5年生の授業になっている「お米づくり体験」、ホタルの飛翔の幼虫放流、畑づくり、除草等の環境整備など、子ども達が学ぶ環境の整備がされ、学校からも地域の活動として高く評価されています。また、子ども達からも感謝の手紙を頂き、活動の励みとなっています。
学校には地域の力が必要です。ぜひ多くの方の参加を希望しています。
・活動は 毎月 第二月曜日 9時〜約2時間の定例活動です。
・その他、お米づくり等の非定例活動(1、2月の寒冷期は原則休会)があります。
・ボランティア活動なので、体調不良、用がある時はお休み下さい。
・活動を希望される方は、活動日、活動時間に青小迄お出で下さい。
また、担当者中谷(090-2441-1886)に連絡して頂いても結構です。
9月18日(火)稲刈り、10月11日(水)脱穀
【2023/10/30】 5年生のお米作り体験授業は、9月18日に稲刈りを行いました。フラワー会メンバーに教わりながら、稲刈り用の鎌で1人ひとり慎重に3株ずつ6株を目安に行いました。1回だけでは物足りず、3回も刈り取った生徒もいました。
また、稲刈りを待っている間は「縄なり(縄をつくる)」を指導してもらい、中には素早くコツを掴み、楽しそうに縄を作る生徒さんには驚きました。刈り取った稲は自分達で作った縄で結び、今年も立派な「おだかけ」が校舎間の風景に溶け込みました。
10月11日(水)は乾燥した稲の脱穀を行いました。鉄製の歯と歯の間を通して稲を脱穀する千歯扱き(せんばこき)で行いました。扇型に広げた穂先を歯と歯に入れ、引き抜く作業ですが、メンバー3人が一人ひとり説明と補助をして無事終わりました。今年の籾付きお米の重量は11.4Kg(昨年10.8Kg)と次の工程の籾摺りが楽しみになりました。
5月9日(火)田植え、ホタル幼虫の放流
【2023/05/09】 前日は大雨で延期になりましたが、晴天で5年生の田植え体験を迎えました。
はじめの会で植え方を聞きましたが、実際に植える時は初体験で、フラワー会メンバーが大きな声でアドバイスをしたり、実演したりの繰り返しで全員が終わる頃には、フラワー会メンバーも中腰が続き腰のダメージも強かったようです。
しかし、子ども達は苗を植える難しさ、泥の微妙な感触、身のこなし方など、実際にやってみないと判らない貴重な体験をしました。
感想は「楽しかった!」が何よりの私たちの励みになりました。1ケ月、2ケ月後には子ども達と同じようにスクスクと育つ稲を見るのが楽しみです。
昨年の7月7日に捕獲したヘイケホタルの成虫から生まれ、10ケ月養殖したホタルの幼虫をホタル池に放流しました。
堺さんが長年磨かれた技術で、一つは学校の水槽で今の5年生が世話した約100匹、もう一つは堺さん自宅で養殖されたホタル約70匹をそれぞれ、5年生、1年生が一人ひとり、カップに入れて水路に放流しました。
今ではホタルを見たこともない子ども達が多いと思いますが、5月末から7月にかけて、今年もホタルの発光や、飛翔が見られることを願っています。
4月27日(金)田んぼの代掻き、5年生お米づくり勉強会
【2023/04/27】 晴天の中、青葉台小学校5年生の今年のお米づくりがスタートしました。
朝8時30分から田植え前の代掻きを青小フラワー会メンバー8名で行いました。田に水を入れ、肥料を撒き、耕運機で耕し、トンボで平に整え5月8日の
田植えの準備が完了しました。今年は牛糞も入れ豊作を期待しています。
午後からは5年生53名に対し、フラワー会清藤さんが主に講師になり、「お米について」活発な質疑応答を通して勉強会を行いました。これから田植え、稲刈り、脱穀、籾摺りを昔ながらの道具で行う実体験は貴重な体験になると思います。田植えは5月8日(月)9時から行います。
12月12日(月)、定例活動
【2022/12/15】今年最後の活動は冬晴れの中、メンバー10名で行いました。正門の花壇、
体育館横花壇、プール横花壇、南門外花壇に肥料を撒き、花の苗を植え付けま
した。花はパンジー(プロッチ、レッド・ホワイト・ブルー・オレンジ・ライ
トブルー)、クリサンセマム(イエロー・スノーランド)、ビオラ、サクラ草(ピ
ンク)と計311株となりました。また、苗は全て堺、金森、井原さんが種、株
分けから育てられた苗でした。これらの花は来年の卒業式、入学式の頃には咲
き誇り、明るい学校環境に寄与してくれるでしょう。
また、田んぼの方も前月に株起こし、牛糞堆肥を入れたので、耕運機による
耕しを行い、来年の田植えに備えました。
作業の途中、5年生の代表の子ども達から、お米づくりや、普段行っている
フラワー会活動の1年間のお礼と言うことで、クリスマスリースと5年生一人
ひとりの心の籠ったお礼の手紙をメンバー1人ひとりに頂きました。クリスマ
スリースの材料は校内で育ったサツマイモのツルを主にドングリ、マツボック
リで作られたもので、メンバー全員大喜びしました。
1月、2月の定例活動は休みますが、来年も子ども達の学びの環境を出来る
だけ整備して行く活動を継続したいと思います。
11月14日(月)、定例活動
【2022/11/17】 夜中に降った雨も上がり、スッキリとした秋晴れで13名での活動でした。
先ずは稲刈りの終わった田んぼの株起こしをスコップで行いました。11坪ほどの面積ですが、土も固くなり、最後は汗を掻くほどになりました。その後、来年に備えて牛糞を撒き土壌の改良を図っています。ビオトープにかしわの木があり、毎年落葉して池に落ち、それが池のヘドロを誘発しているため、剪定名人の嶋さんが枝を切り、スッキリとなりました。今までにない明るいビオトープになっています。今回の作業の目玉は来年の春に向けての花壇整備です。全花壇の古い花を撤去し、古い根っこを掘り起こし取り除く作業ですが、南門外の花壇の根っこの繁りが激しく苦労しました。第二校舎横の花壇は事前に花植えの準備が終わっており、先月ポットへ植え替えたパンジーも見事に育ったので、花壇に植えました。5色のパンジーを堺さん考案のレイアウトで171株を植えました。これから約半年、明るい見事な花が咲き続けてくれると思います。
10月27日 5年生のお米づくり、籾摺り作業で完了
【2022/10/28】 5年生のお米づくり体験も、いよいよ最終段階になり、10月27日(木)9時か
らピロティーで籾摺り体験作業を行いました。今では見られない臼の中に脱穀
した籾を入れ、杵の圧力で籾同士をすり合わせ、もみ殻を取り除いて玄米にす
る作業です。子ども達には力のいる中々難しい作業ですが、一人ひとり全員が
会員の助けを受けながら一生懸命やり遂げました。
籾摺りが終わった籾柄と玄米は、唐箕(とうみ)と言う昔の手回し送風式選別
器で籾殻を飛ばして、玄米を収穫しました。この作業も全員行いましたが、手
回しスピードを一定にしないと選別がしっかり出来ないので、何回も唐箕に掛
けて行いました。約2時間で作業が完了して、今年の玄米の収穫量は7.9kg
(昨年5.1kg)でした。この玄米は学校で市中の精米機にかけ白米にして、5年
生の皆さんが、自分達で育てたお米をどのように調理するのか楽しみです。
今年も約6ケ月間のお米作り体験作業が無事終了して、フラワー会メンバー
も、ほっとすると同時に達成感もありました。
5年生の脱穀作業と10月定例作業!
【2022/10/12】 9月28日(水)に5年生は稲の脱穀作業に挑みました。おだかけして乾燥させ
た稲の穂を昔ながらの千歯扱き【(せんばこき) フラワー会の嶋さんが手を掛
けて復活させた道具です】で生徒一人ひとり全員が体験しました。昔は大変威
力を発揮した器具ですが、今では全く見かけない作業です。脱穀体験としては
穂先から籾を落とす体で感じる貴重な経験になりました。千歯扱きだけでは時
間がかかるので、これも昔の足踏脱穀機を清藤さんが駆使(子ども達は危険なの
で見学)して約1時間で全てを完了させました。収穫量は10.8sで昨年より
3.6kg増え、籾摺り後の玄米収穫量が楽しみになりました。
10月10日(月)は秋休みで休校でしたが、鈴木校長、佐藤教頭も出校され、
会員12名で定例作業を行いました。来年の春咲きのパンジーを堺さんが、種
から丁寧に発芽させた苗を培養土、腐葉土を入れたビニールポットに植替え、
成長を促進する作業です。青、赤、白、オレンジ、ライトブルーの5色の苗、
各48ポット、計240ポットの植替えを終えました。これからは学校で水やり
管理になります。また、園芸倉庫裏の銀杏の木が茂りすぎて倉庫屋根や地に落
ちて、悪臭や屋根の劣化につながることから木の下部の枝切を行いました。力
仕事で大変疲れましたが、計3本の木がスッキリとした形になりました。
9月12日(月)、定例活動
【2022/09/14】 先週の稲刈りに続き、定例活動を行いました。そろそろ春、夏の花も終わり
に近づいてきましたが、最後の花を咲かせるように各花壇の整備、追肥を行い
ました。また、校内の芝刈り、雑草刈りを行いスッキリとした環境が整いまし
た。特にビオトープ周辺の草刈りや池中のガマ刈りをして、水連の花が映える
ようにしています。おだかけには稲の根元に雨水が掛からないようにシート掛
けを行い脱穀に備えました。作業は12名で行いました。少しは暑さが軽減
される季節になりましたが、約2時間の作業で汗びっしょりになりました。
9月8日(木)、5年生が稲刈りを行いました。
【2022/09/09】 田植えから数えて126日目、雨も降らず5年生77名が稲刈りを行いまし
た。作業内容は稲刈り、縄なり(わらで縄をつくる)、おだがけ(他に はさがけと
言う・刈り取った稲を干す)です。みんな緊張もしながら、初めての体験を
楽しみました。鎌を持っこと、ましてや縄をつくることなど大人でも経験した
人が少ない作業ですが、意外と子ども達は興味を持って熱心に取り組んでいま
した。コロナ渦で楽しい行事が減った中、良い気分転換にもなったようです。
今回はフラワー会メンバー11名の他に町会の方2名も参加され、また、2丁
目の松葉民生委員からもお茶の差し入れがあり、地域と学校との繋がりが更に
広がりました。これから脱穀、籾摺り作業もありますので、多くの方の参加を
希望しています。
尚、このお米づくりを引っ張って頂いているフラワー会の清藤清蔵さん(3丁
目・青森県出身)の技が、おだがけ骨組み、縄なりでも光っていました。
8月8日(月)、定例活動
【2022/08/08】 前日までの涼しさも飛び、何もしなくとも汗が流れる蒸し暑い日(31゜C)で
したが、会員10名(男6、女4)と、教頭先生や先生方も参加され、花壇の整
備、校内の草刈り、ビオトープのガマ刈り等を行いました。暑さ対策で8:30〜
9:30でしたが、夏休みでも校内がきれいに整備されて、気分の良い環境が維持
されています。
7月に先生方が捕獲されたホタルの成虫から卵が産まれ、100匹程ふ化した
ことを堺さんが確認 (普通の人が見ても分からない) されました。未だふ化の
追加が期待できるそうです。いよいよ幼虫の養殖が始まりますので、新たに
養殖槽を職員室の横にセットし、堺さん指導の下、養殖が始まりました。夏休
みが明けたら、好奇心旺盛な子ども達の反応も楽しみです。
7月11日(月)、定例活動
【2022/07/14】 朝から気温が上がり、また、昨日の参議院選挙で多少の寝不足の中、定例
作業を14名(男9名、女5名)で行いました。季節がら雑草が勢いよく生えて
見栄えが雑然としていましたが、学校の入り口付近の除草、剪定でスッキリと
しました。また、全花壇の除草や、咲き終わった花がらを摘み、追肥や整備を
行い、整然とした花壇になりました。
グランドや体育館前の芝刈りも行い、子ども達がこの暑さの中、スッキリと
した環境で外遊びが出来るようになりました。
尚、5月に田植えをした稲もスクスク育っています。
また、7月7日の夜、市内某所で地主さんの許可を取り、フラワー会2名と
先生3名でヘイケホタルの成虫を捕獲しました。このホタルは学校で産卵さ
せ、幼虫の養殖を行い、来年春の校内ホタル水路での放流を目指すものです。
これは堺さんが、数年来養殖技術を磨いてこられた技を学校の皆さんが受け
継がれるもので、楽しみなブロジェクトです。
6月13日(月)、定例活動
【2022/06/15】 梅雨の合間の晴れ日に6月定例活動を行いました。校庭の花壇の花も卒業式
入学式等で見事な役を演じてくれましたが、役割も終えて夏に向け、古い花の
撤去と新しい花の苗を全花壇に植えました。また、校庭や周辺の除草、ビオトープ池に毎年落ち葉で苦労する木、校庭西の将来高くなり危険な木、校舎南の生い茂り見苦しい木を剪定しました。5月に田植えをした田の草取りも行い、
12 (男10、女2) 名で予定の作業を終えました。
尚、5月25日に今年もホタル数匹の発光が見られました。また、6月10日に梅の実、約30Kgを収穫して先生にお渡し、梅ジュース等になる予定です。
5月9日(月)、定例活動
【2022/05/10】 田植え3日後、定例活動を行いました。14 (男9、女5) 名で小雨がぱらつ
く中、田植え後の補植をして順調に苗が育つように整えました。また全花壇の
草取り、古い花柄摘み、清掃等の整備を行い、スッキリした花壇になりまし
た。その他、雑草の草刈りや、南門外の花壇に松葉ぎくの植え替え等を行い
ました。
子ども達は5月21日(土)の春季大運動会に向け、元気に練習をしていま
す。気持ちの良い環境で元気に走ったり、集団演技をして盛り上がって欲しい
と願っています。
また、多くの方のフラワー会入会、参加もお願いします。
5月6日(金)、田植え、ホタルの幼虫放流を行いました。
【2022/05/06】薄曇りで絶好の日よりの中、朝9時から5年生全員とフラワー会メンバーで
田植えを行いました。苗は「こしひかり」で近くの農家さんから頂いたもの
です。先ずは、田の中の歩き方(つま先から入って、かかとから出る)や、苗は
3〜4本を1株として植える、深さは指の第二関節を目安にとか、田植えの
やり方を教えてもらい始まりました。
今年は事前に田の水を抜き、苗を植えやすい方法でやってみました。
しかし、実際やってみると上手くいかず、ついついメンバーの声も大きく
なりましたが、子ども達も真剣に楽しみながら無事全て植えることが出来まし
た。きっと土の感触や、泥の中を歩くことの難しさを身体で感じたことでしょ
う。これからの稲の成長が楽しみです。
田植えが終了後、今度は1年生が平家ホタルの幼虫を二人1組で、田んぼの
周りにある水路に放流しました。この水路は2017年にホタルの自然繁殖を目
的に幼虫の上陸地をメンバーで造成したものです。
そして、ホタルの幼虫は昨年夏、フラワー会の堺さんが捕獲したホタルから
生まれた卵をご自宅で養殖し育てられたものです。今年は気候の関係からか40匹と少なかったものの、子ども達は初めて見る幼虫を大事にそっと水路に放流
しました。1ケ月程後からホタルが飛翔することを願っています。
4月27日(金)、今年の青小・5年生の「お米づくり」がスタートしました。
【2022/04/30】午前は「代(しろ)かき」(稲をしっかりと育てるために、田に肥料を散布し、
土の塊を細かく砕き、混和し表面の土を柔らかくする作業)を行いました。
あいにくの雨で子ども達は参加できず、フラワー会メンバーで行いました。
午後は体育館で5年生全員の「お米についての勉強会」を行いました。
先ずは清藤さん (青森県出身)がお話しし、質疑応答でお米についての知識を深めました。子ども達からの質問は活発で時間切れになるまで続き、これから始まる作業への期待が感じられました。
5月6日(金)は、いよいよ田植えです。保護者の方で見学されたい方は
9時から始まりますので、ご見学下さい。
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